《リーガルチェック》法務確認を行う必要性とは?
こんにちは。大田区蒲田の那須行政書士事務所 那須です。
今回は契約書のリーガルチェック(法務確認)の話。
契約書に記載されている内容はさまざまな法律に関係しています。
一見問題の無い内容に思えても、実際にはお客様にとって不利に働いてしまう内容になっていたり、
コンプライアンス上問題になり得る文言が含まれている場合があります。
そこで重要となるのがリーガルチェック(法務確認)です。
こちらでは、リーガルチェックの必要性やご依頼の流れについてお伝えします。
①リーガルチェックとは?
②リーガルチェックの必要性について
③リーガルチェックの内容、流れ
④まとめ
①リーガルチェックとは?
リーガルチェックとは、作成した契約書の内容に問題がないか、弊所等の専門家にチェックしてもらうことを指します。
事前に専門家によるチェックを行うことで、お客様にとって不利に働いてしまう条件がないか、契約上の不備がないかなど、リスクに繋がるような内容を確認することができます。
予期せぬトラブルを未然に防ぐためにも、リーガルチェックは非常に重要です。
②リーガルチェックの必要性について
◆法改正の確認が必要
また、法律は日々改正されます。Web上からダウンロードできる契約書のひな形を使用するケースもあるかと思いますが、使用したテンプレートの内容が改正前ですと不備やリスクがある場合も考えられます。契約書を締結する際、「ひな形を元にして作成しているから問題ない」ということではありません。
◆不利となる項目の発見
相手方から送られてきた契約書のフォーマットを使用し契約締結を進める場合、
一方的に不利益となるような内容で契約締結をしてしまう可能性もあります。
契約書には納期・金額、損害を与えた場合などの、様々な条件が書かれているため、
重大な損害をもたらす危険性があります。
③リーガルチェックの内容、流れ
弊所にご依頼いただく際は、以下のような流れになります。
もちろん事前にお見積りを提示させて頂きます。
⒈書面の添削
⒉リスクある文言・条文をあぶり出しを行い、ご報告
⒊上記⒉に関し、想定されるリスクをご提示
⒋上記⒊に関し、条文を加筆修正した方が良いかどうかの提案
⒌上記⒋に関し、ご要望を頂いた場合、該当条文を加筆修正
※納期日時等にご指定ある場合、ご指示ください。
✅契約書を作成したが、書面チェックが完了していない。
✅外部(相手先)作成の契約書案を提示されたが、書面チェックがをしていない。
✅書面チェックが完了していないが、契約書締結の予定期日が迫っている。
✅何となく気になる条文や文言があるが、不利になるかどうか判別出来ない。
✅将来的に●●の問題が発生した場合に、どの条文が該当するのか分からない。
上記に該当される方のために弊所にてリーガルチェックを承ります。
対応する契約書面は、賃貸借契約書、売買契約書、金銭消費貸借契約書、業務委託契約書、建築請負契約書、代理店契約書、コンサルティング契約書、WEB等作成契約書、秘密保持契約書、使用承諾書、利用規約、雇用契約書、フランチャイズ契約書、交通事故等の示談書など。
④まとめ
契約書の条文は日常的に触れる文面ではありません。
「なぜ、このような条文で合意してしまったのか…」
「なぜ、このような不利な契約をしてしまったのか…」
契約する段階から適切で公平でリスクヘッジがしっかりできている契約書を作成・締結
することをおすすめいたします。
リーガルチェックを委託することで、 社内のリスク管理の意識を高めることが可能になります。
契約書の有効性を高め、トラブルを未然に防ぎます。
お困りの方、ぜひご相談ください。
お気軽にお問い合わせください。03-6428-6893営業時間 9:00-18:00
※土日祝日・夜間の面談・電話対応も可能です。
投稿者プロフィール

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はじめまして。大田区蒲田駅西口より徒歩2分、大田区役所より徒歩5分の場所に事務所を開設いたしました行政書士の『那須和彦』と申します。
当事務所は行政手続きを得意としております。VISAや在留許可申請、風営法許可など難易度が高い許認可を積極的に請け負っています。
当事務所は予防法務の専門家として、遺言・相続に関わる書面作成サポート及び、数多くの契約書面の作成業務を行っております。リスクヘッジを念頭に置いた書面作成業務をいたします。
当事務所は法人・個人事業主様の法務パートナーを目指しております。特に店舗開業サポートに力を入れており、新規物件の選定から開業までトータルにサポートいたします。更に事業が安定軌道に乗れるようご依頼人様の第二のバックオフィスとして経営をサポートいたします。
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